御挨拶
司法書士試験に独学で合格する勉強法(以下 本サイト)にお越しいただきありがとうございます。
司法書士試験は、毎年7月の第1週に開催され、平均合格率が3%以下という超難関試験です。
司法書士試験の合格率が低くなる原因としては司法書士試験の試験科目、求められる知識の膨大さがあげられますが、短期合格を目指すならば効率のよい勉強方法で勉強していくことが重要です。
これから司法書士を目指す方、すでに受験生として何年間も過ごしてきた方
その両方の方に効率の良い勉強方法の提供を目指し本サイトを展開していこうと思います。
あなたの合格のお手伝いができれば幸いです。
管理人
※本サイトでは、難関国家資格である司法書士試験に独学で合格するためには?という視点から
コンテンツを提供していきますが、必ずしも司法書士試験に合格できることをお約束すものではありません。
司法書士専門指導校 基本書 紹介
ここでは、各専門指導校の基本書について紹介しています。
当サイトの基本書選びの指針としては
独学で司法書士に合格するための基本書選びで述べてあります。
紹介
専門指導校名 | 基本書リンク | 紹介 |
wセミナー |  | 司法書士の専門指導校のなかで、もっとも有名といっても過言ではない、wセミナーの基本書。 初学者の基本書としては最適で、法学という一般的に敬遠されやすいフィールドの用語などを具体例を用い非常にわかりやすい表現で説明されている。 補充知識、発展知識といった必要事項も完備している。 |
資格のLEC |  | 司法書士の専門指導校の中で、上記wセミナーと双対をなし有名なLECの基本書 基本書の口コミでは民法関連に関して質、量ともに最高の評価を得ている様子。 一部の口コミではデュープロセスよりも内容が詳しいという評価もあり。当サイト管理人は使用したことがないため上記点については評価しかねる。 |
東京司法学院 |  | 上記に紹介した専門指導校に続き、司法書士の専門指導校として有名。 先にあげた二つの基本書よりも、各分野において論点を何度も違った方向から紹介してあり非常に詳しく解説してある。初学者には難解かもしれないが、合格ラインの直前期までつかえる基本書である。 管理人の知人に、直前期における辞書的役割で使用していたという人間がいる。
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司法書士試験の専門指導校のなかで、全国的に専門指導校がありかつ、実績的にも評価の高い専門指導校の基本書を紹介させていただきました。
※上記、基本書は初学者の方の基本書を選ぶ一つの目安となるように、科目としては司法書士受験者が最初に取り組むことが多い民法総則を紹介しております。また、その他専門指導校の基本書をすでにお使いの場合はそちらをじっくりと進めることをお勧めします。
基本書を揃え、実際に司法書士の勉強を始めてみたあとで、多くの人がぶち当たるのがモチベーションの持続でしょう。
勉強方法は人それぞれです。
朝方勉強法、夜型勉強法、週末型勉強法。
実際に机に向かい、ある程度時間を確保し2時間・3時間勉強する。
いや、細切れの時間を使い30分だけでもベッドの上や出勤の電車の中で勉強する。
いろいろあるでしょう。
このいろいろある勉強方法に批判を覚悟で正解をつけたいと思います。
まず、先に答えを言うならば、「実際に机に向かい、ある程度時間を確保し2時間・3時間勉強する。」は不正解です。
正解は「いや、細切れの時間を使い30分だけでもベッドの上や出勤の電車の中で勉強する。」これが正解です。
なぜ人それぞれの勉強方法に是非を問うのかといいますと、司法書士試験が長期スパンで見なければならない試験だからです。
独学で司法書士に合格するための基本書選び でも述べたとおり一部の例外を除いて、多くの受験生が長期的なスパンで臨むのが司法書士試験です。
その司法書士試験においてもっとも大事なことは、「勉強することを習慣化する」ということにあります。
実際に机に向かい、ある程度時間を確保し2時間・3時間勉強するとして、あなたはそれを毎日のようにできるでしょうか?
もし、それができるならばそれに越したことはありません。しかし、それができないようであれば一日30分でも必ず勉強するほうがよいということなのです。
そもそも、習慣化するということ自体が非常に難しいことです。
三日坊主という言葉がありますが、これはあなたが根性なしだからというわけではありません。
実は人間の体がそういう風にできているのです。
今までしなかったことをいきなりはじめることで、人間の脳はストレスを感じ、そのストレスを排除しようと働きます。
一日目
脳:「司法書士の勉強なんかやめようよ。」→あなた:「いや、始めたばっかりだがんばる!」
二日目
脳:「キツイよー勉強なんかやめようよ。」→あなた:「うーん。キツイ。いや、がんばるぞ!」
三日目
脳:「無理無理!もうきついよー」→あなた:「うーん。昨日までがんばったから今日は休むか。明日からがんばろう。」
これを繰り返すわけです。
しかし、習慣になると脳からこの信号は出なくなります。
逆にやらないと気持ちが悪くなり「司法書士の勉強やらないのー」という信号を出すわけです。
こうなったらこっちのものです。あなたは司法書士の合格に一歩近づいたわけです!
それでは、次回は具体的に勉強を具体化する方法について触れていこうと思います。
司法書士に「独学で合格する」と決めた受験生に最初の壁となるのが、分厚い基本書と、豊富にそろった資格指導校です。
独学といっても、あの分厚い基本書や、六法を最初から全部覚えることなんかできないわけです。
司法書士試験を受けると決めたのち、基本書の口コミや資格指導校の口コミをインターネットで調べるということをするはずです。
口コミを検索してみても実際にどこがいいかはわかりません。その原因となるのが
「択一はA指導校がすばらしい!」
「書式はB指導校がすばらしい!」
いやいや
「問練はこの指導校がすばらしい!」
こういった口コミです。
また、地方で司法書士受験を向かえる人々にとっては、良いといわれる専門指導校がなかったりすることもあります。
ではどういった、基本書を選べばいいのか。
あえて言うならば、分厚くない基本書を選んで見ましょう。
もし、あなたが司法書士の勉強を一切したことがない初学者ならばなおさらです。
司法書士試験の勉強は1ヶ月や2ヶ月、ましてや一夜漬けでどうこうなる問題ではありません。
中には例外的に頭のよいかたもいらっしゃるとは思いますが、多くの受験生が1年単位で乗り切るという試験です。
1年間モチベーションを作っていかなくてはならないわけですから、一つの科目が異常にながったらしい基本書ではそううまくはいかないように思います。
「いや!!私はやると決めたからには、できるだけすべての知識が入った基本書で勉強したい!」
そうおっしゃられるならばそれでもかまわないと思います。
しかし、前にも言いましたが、司法書士試験はあくまで試験です。
試験にはコツがあるわけです。
「知っておかなければならない」こと
「ここは知っておいたほうがいいよ」ということ
「ここまでは聞かれないよ」ということ
これを的確に押さえているのが、薄い基本書だといえます。
あくまで最低限。しかし、絶対に知っておかなければならないことを押さえているわけです。
もし、あなたが初学者ならば有名資格指導校の基本書を手にとって見て一番薄いものを選んで見ましょう。
そして、ほかの基本書には目もくれないで隅から隅までやってみることをおすすめします。
各基本書の紹介については 司法書士専門指導校 基本書 紹介をご覧ください。